■海岸の磯辺再生にかかる調査検討と実証

 この海岸はかって鰊の採れた良好な浜であったが、浜周辺の環境変化、海流の影響などにより石幾部が失われてしまった。−方、5年前に築造された波消しリーフに昆布やワカメなどが定毒し、「藻場化」していることが分かった。
 本事業では、この藻場を調査し観光に活用できないか、またこの海岸をもう一度「磯辺」に再生できないかを調査検討する。


1) 人工リーフ(幅広潜堤)の観光活用への調査検討
 藻場化している人工リーフを調査し、昆布、ワカメなどの成長状況を調査し、この藻場の観光への活用と栽培漁業の可能性を検討する。
・藻場の生息類調査
 コンプ、ワカメ、ウニ、カニ・・・・・
・観光活用と栽培漁業の可能性検討
2) 前浜の磯辺再生検討と実証
 前浜を、昔のような磯辺に再生させコンプやワカメが育成し、留萌市民或いはゴールデンビーチに来る来場者に磯辺の楽しみを提供させたい。
 このため青森県の木野部海岸での磯辺再生事例を調査研究し、ここの前浜で実証実験を行う。
建設業の知恵や人材などが多く活用できる。
・青森県木野部海岸調査(調査報告pdf)
・実証計画の策定
・実証実馬実と磯辺再生経過測定
 この調査は、事業期間を超えての調査になる
・市民磯辺再生フォーラムの開催
 市民に磯辺再生の重要性について認喜哉を深めてもらい、
 市民参加型の磯部再生事業を展開する。
・自然石の収集・運搬方法の検討
建設業が、漁業、観光、マリン産業と連携して市民参加型の磯辺再生事業を行う。

藻場再生のイメージ
   
   

留萌観光元気プロジェクト協議会
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